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長岡鍼灸院 (はり、きゅう、美顔鍼、整体)

からだと楽しくつき合う為に

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鍼の思いがけない副次的効果

 昼ご飯を食べた後から口の中の雲行きが怪しくなって来た。
またしても親知らずが痛みだしたのである。
しばらく様子を見たが、放っておいて治るようなものではなさそうである。
そのうち、じっとしていられないほどの痛みになってきたため、歯医者の予約をして大急ぎで出かけた。
とにかく早く歯医者にたどり着いてこの尋常ではない痛みから解放されたいと、頭の中はそれのみ。その間も存在自体が苦痛であるの状態。
ようやく歯医者にたどり着き診てもらうと、どうやら虫歯が悪化しているとか、根が細菌感染しているとか色々らしい。

で、治療してもらったのであるが、何故か麻酔が効かない。20回くらいは麻酔の針を刺しただろうか。もう痛いのなんのって、耐えるのにエネルギー使い果たして汗だくである。

そしてなんとか治療が終わり、
「麻酔が切れたら鈍い痛みが少しありますが、それからはもう大丈夫ですよ。」
と言われ、期待しての帰り道......
麻酔が切れると同時に再び堪え難い痛みがあああ!
「これって鈍い痛みが少しっていうの?治療前より痛いよおおお!」
と泣きたい気持で歯医者に電話するも、もうだれもいない。
確か、研究会かなにかで大阪に行くとかいっていたなあ、もう行ってしまったのね。
私はそのあと一人患者さんの予約が入っていたので、痛いとか辛いとか言ってる場合じゃあないんだよ、と途方に暮れたが、ここは鍼灸師としての意地を貫こうと思い、自分で鍼灸治療を施すことに....

顔の圧痛点に、美顔用の細くて短い鍼を次々刺してゆく。
人に刺すよりもかなり深めに、2-3センチはぶすぶすと刺してみる。
おおーなんか患部にいい感じで響いている!痛みも和らぎ始めている。
これは効きそうである。

そして、顔に鍼をさしたまま、患者さんの治療をすること1時間。
終わった頃にはほぼ痛みは消失。

やった、これは快挙だ、やはり自分で経験してみるに限る。
さらに、鏡を見ると、美顔のツボとほぼ同じ場所に刺していた為、顔もきれいになってるではないかー。皮膚に張りが出ているよ。あんなに苦しんでいたのに嘘みたいである。
そう、これからは美顔の患者さんにはもっと深めに刺そう。その方が効果があるようだ。

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