忍者ブログ

長岡鍼灸院 (はり、きゅう、美顔鍼、整体)

からだと楽しくつき合う為に

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

9月9,10,11日はお休みでした

 予約をお断りしてしまった皆様、申し訳ありませんでした。

 10,11日は私のやっている舞踏カンパニーの公演があり、9日は丸一日劇場での前日仕込みでお休みでした。
せっかくご縁があって連絡いただいた新規の患者さんもお断りせざるを得ず、ほんとに申し訳ありませんでした。

普段はNo休日でやっていますのでこれに懲りずによろしくお願いいたします。



PR

イメージチェンジ

 ー患者さんからよく言われる事

「前に置いてあるベンツ先生の?」
「外の道路から看板がよく見えないから行き過ぎちゃった」
「看板見るとおじいさんがやっている鍼灸院て感じ」
........

うう、確かに!
まず、裏の家の息子が放置駐車している柄の悪そうなベンツがイメージダウンを図っているように思える...
「初め、ヤクザが住んでるのかと思って印象悪かったんですよね」
「私のではありません。まず運転免許すらわたしは持っていないのです」
と答えるが、通りすがりの知らない人は常にうちの前に停めてあれば私のだと思っても仕方ないだろう。
さらにこのベンツが停めてある地面の一部はうちの私有地であるということである。
大家が裏の家に行って文句を言ったそうだが、肝心の息子は別の場所に住んでおり、一人で暮らしている老いた母親に言ってもらちがあかないそうである。
このようなイメージダウンに加えて、ベンツが邪魔をしてうちの入り口が目立たない。
さらに、うちの今の看板は私の父の手作りで、昭和っぽい。
これは...おじいさんがやっているイメージを持たれても仕方あるまい。
患者さんの一言がこたえた。
「こういう女性の先生がましてや美顔鍼灸なんてやっているとは誰も思わないわよ−」

昭和っぽいのはいいとして、おじいさんはいやだなーと思い、イメチェンを図って玄関と看板をデコることにしたのである。

コルクボードを下げて色画用紙にマーカーで「美顔鍼やってます!」などと書いてハート型に切り抜いて貼っていたら、隣の雑貨屋pukkapukkaの店主が来て、
「あらー、そうよね、そういうことよね!やっぱり今までさみしい感じだったわよー」
と言って、お店から造花の飾り物を持ってきてくれ、
「こんなのどう?」
とボードの上に置いてみる。
すると、いい感じに華やかにかわいくなったではないか。早速その場で購入。
気をよくした私はついでに脚立を借りて看板のフレームをグリーンに塗り替えた。
また、色んなデザイン本を貸してくれて、そこから気に入ったものを拡大コピーして看板に貼り付けるというアイデアまで提供してくれたのである。
ほんとpukkapukkaは置いてある物も、店主も素敵なお店である。

徐々にいい感じになっている。
うちの前の柄の悪いベンツなんか気にもならずどーでもいい感じになるよう、かわいくデコるのにはまりそうな予感。




助かった!鍼さまありがとう。

 整形外科でのマッサージの仕事を先月いっぱいでやめてから蓄積疲労が徐々に回復してきてからだも緩んできたと思ったら、緩むと同時に左手が痺れ始めた。
今年の夏あたりから、首をちょっと動かす度にギリギリ、ゴリゴリという不気味な音がしていて、自分で鍼を刺しても固くて中でギシギシいうだけで入ってもいかないという末期な状態で、腕の筋肉もごりごりに固まっていて、手首の動きも悪くなっていた。
ここ二週間ばかりは、治療室の換気扇の紐を引っ張る度に手首から指の先までびりびりという痛みでひきつっていた。
で、これでは仕事にもならないし公演が近いのにまともに踊る事もできないというので、自分で円皮鍼を腕から手にかけて張りまくる。
これで痺れ感は大分おさまりやれやれと思っていたが、鈍痛は続いていた。指の感覚も非常に鈍くなっていて気持が悪い。
で、昨日円皮鍼を外した後一寸三分の鍼を合谷に刺し、5-6分ばかり放置してから一気に抜いてみた。すると、何か悪霊でも去っていったかのように手が軽くなったのである。
手首も360度回る。
おおー、やはり鍼の威力はたいしたものである。鍼灸師になって本当に良かった!
しかし、解剖学的にはこの現象は説明できないだろうなあ。

経絡って不思議で面白い。

音のバイブレーション

 先日、音叉を手に入れた。

 水晶の原石と1セットになっていて、この水晶を音叉で叩いて音を出すのである。
治療室のエネルギー浄化の為に買ったのだが、(前の患者さんが治療中に排出するエネルギーをクリアーして次の患者さんを迎え入れる為に必要)その他の色んな使い方を研究中。

 最近試しているのは、みぞおちに水晶を乗せて、音叉で叩くというもの。
水晶を乗せるだけでも気持よいのだが、さらに音叉で叩いて美しく繊細な音のバイブレーションを体に伝えることで、浄化作用があると思われる。
野口整体の邪気の吐出と同じ作用があるらしく、ひたすらあくびが出て、みぞおちが緩む。

恐らく他の原石を使ったり、置く場所を変えたりすれば、さらに色々な変化が体に生じるであろうと思われる。
そういう治療法というか、ヒーリングを実際行っているところもあるのかもしれない。

しかし、うちは鍼灸院である。鍼灸の治療がまずあってからの話。
今は自分で色々試して気持良くなるのみ。
ちなみに、10年前にニューヨークで買ったチベットのクリスタルボールが治療室に置いてあって、これを鳴らして頭を入れて頭に倍音を伝えるってのもたまにやっている。

股関節がー!

 中年以降の女性で股関節が痛いという患者さんが多く、変形性股関節症ということで、初期は痛くて歩きづらい、次に立っているのも辛い、そしてひどくなると手術をするという人が多い。
突然痛くなって手術ということはないだろうから、そこに至るまでにずいぶんと痛みを我慢すると言う期間があるのだろう。
中年以降に多いので、膝関節症と同じように、
「加齢が原因ですね。」
と言われて、皆
「年を取れば関節もすり減って当たり前」
と納得するしかないわけだ。

しかし年をとれば皆が股関節や膝の関節症になるわけではないし、症状の軽重も違うわけだからやはり他の要因があると考えないと我々治療家の出る幕はなくなるのだ。

 で、ここ一ヶ月くらい考えて、色々調べたりもしていたのである。自分が痛くなった事が幸いにもなかったので、どういう痛みなのかどうなってるのか実感としてわからなかったので頭では理解してもなかなか確信がつかめなくて悩んでいたのだ。
 すると、なんと先週火曜日の朝、起きたら突然股関節が痛くなっていたのである。立つのも歩くのも辛い。ちょっとした姿勢の変化でも痛いから動作がのろくなって、何をするにも時間がかかる。
朝から仕事へ行かねばらないので、非常に辛かったが、なんとか電車に乗って勤務先の赤羽の整形外科まで行き、午前中のリハビリの仕事を終える。

自分が体験してみると、実にリアルにどこがどう痛いのかが観察できるし、解決法も色々試せるので都合がよい。
しかし毎日仕事や家事、踊りのワークショップもやらなくてはならないので、早く治さなくてはいけない。体調全般に影響し、体を動かすのがおっくうになり、気力も落ちる。

 こうなるともう、なんとかせねばと必死である。
 原因はすぐに分かった。簡単に言うと、腎臓が冷えたため腰が捩じれたのだ。
前週のワークショップで大汗をかいた後、着替えずにそのまま冷やしてしまったのだ。これは、これから暑い夏がやってくる前の良い教訓になった。

「汗をふかずにそのままにして冷房などで体を冷やしてはいけない」

 では、腰を暖めればよいだろうと、とにかく腰を暖めた。
腹巻きをして、カイロを貼る。腰だけでは今ひとつなので、腹にも貼って、サンドイッチ状態でひたすら暖めた。
さらに、ヨガの捻りのポーズを丁寧にやる。
一人操体をやり、左右のバランスをとる。
舞踏のワークショップでは、捩じれて詰まっている脊柱を引っ張り上げるために、第7胸椎あたりを引き上げつつ頭頂にも天界からの糸をつけ、腰、股関節、膝、足首の関節を緩めて網を遠方へと投げては引き寄せたりというイメージで踊ったりなどする。

このような努力を経て、腰の状態が良くなってきたら、股関節の痛みも軽減してきた。5日経った今は、普段は全く痛みを感じなくなり、歩くのも普通になった。

 今回は左の股関節痛だった。
以前から左の股関節の方が右より閉じていて、軽い捻れはあったのだ。左膝も以前公演のリハの時に痛めていて、腰が疲れてくると痛む事がある。右側は、座骨神経痛の軽いのがたまに出る。

 年齢に関係なく、こういった症状は腰のコンディションが悪いと、軽いか重いかの違いで表出してくる。
今回の体験によって、やはり腰の柔軟性を保つことの重要性を実感したのだった。
壊してからでは遅い。普段から冷やさないように気をつける事、疲れたらちょっとの時間でも休ませること等が大切だ。

 治療にも、壊してから来る人が多いが、予防の為にチェックに来るという考え方も必要だろう。







TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]