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長岡鍼灸院 (はり、きゅう、美顔鍼、整体)

からだと楽しくつき合う為に

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自分の顔で美顔鍼実験してます

さて、今巷では美顔鍼がモデルやタレントを中心に流行っているようだが、やはり一般の人々は興味があってもなかなか受ける機会がないのではないだろうか。
続ける事で効果も出るわけだから、値段も重要。
しかし、自信を持って言えるが、美顔鍼はすごいですよー。

しかしまず自分の顔をどうにかしてサンプルとして見てもらうのがいいんじゃないかと思い、今まで放置していた己の顔に美顔鍼を施す事にした。
取りあえず、ここ4日間はやっていないが、その前に一週間毎日やってみた結果の顔写真。どうやら張りがでて、リフトアップしたようである。患者さんからも、変わりましたよー!と言われたので、間違いないようだ。
さらに継続して様子を見よう。
ちなみに私は高い化粧品(アンチエイジングとかの)一切使っていない。
あ、ついでに参考のため、私は来年で51才になります。

当鍼灸院では美顔鍼施術を破格のお手頃お値段で提供してます。


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鍼の思いがけない副次的効果

 昼ご飯を食べた後から口の中の雲行きが怪しくなって来た。
またしても親知らずが痛みだしたのである。
しばらく様子を見たが、放っておいて治るようなものではなさそうである。
そのうち、じっとしていられないほどの痛みになってきたため、歯医者の予約をして大急ぎで出かけた。
とにかく早く歯医者にたどり着いてこの尋常ではない痛みから解放されたいと、頭の中はそれのみ。その間も存在自体が苦痛であるの状態。
ようやく歯医者にたどり着き診てもらうと、どうやら虫歯が悪化しているとか、根が細菌感染しているとか色々らしい。

で、治療してもらったのであるが、何故か麻酔が効かない。20回くらいは麻酔の針を刺しただろうか。もう痛いのなんのって、耐えるのにエネルギー使い果たして汗だくである。

そしてなんとか治療が終わり、
「麻酔が切れたら鈍い痛みが少しありますが、それからはもう大丈夫ですよ。」
と言われ、期待しての帰り道......
麻酔が切れると同時に再び堪え難い痛みがあああ!
「これって鈍い痛みが少しっていうの?治療前より痛いよおおお!」
と泣きたい気持で歯医者に電話するも、もうだれもいない。
確か、研究会かなにかで大阪に行くとかいっていたなあ、もう行ってしまったのね。
私はそのあと一人患者さんの予約が入っていたので、痛いとか辛いとか言ってる場合じゃあないんだよ、と途方に暮れたが、ここは鍼灸師としての意地を貫こうと思い、自分で鍼灸治療を施すことに....

顔の圧痛点に、美顔用の細くて短い鍼を次々刺してゆく。
人に刺すよりもかなり深めに、2-3センチはぶすぶすと刺してみる。
おおーなんか患部にいい感じで響いている!痛みも和らぎ始めている。
これは効きそうである。

そして、顔に鍼をさしたまま、患者さんの治療をすること1時間。
終わった頃にはほぼ痛みは消失。

やった、これは快挙だ、やはり自分で経験してみるに限る。
さらに、鏡を見ると、美顔のツボとほぼ同じ場所に刺していた為、顔もきれいになってるではないかー。皮膚に張りが出ているよ。あんなに苦しんでいたのに嘘みたいである。
そう、これからは美顔の患者さんにはもっと深めに刺そう。その方が効果があるようだ。

いち早く風邪ひきましたが....

 以下はmixiに12日(日)に書いた日記である。

 一昨日の朝起きたら首から背中にかけてひりひりと痛みが。さらに、吐き気。...風邪である。
「うう、ついに疲れがピークに達して休まなくては宣言を体が発令してるな」
と思い、タイマッサージの練習を休み、ベッドにはりついたままあれこれと本読んで過ごす。
図書館から借りて来た、アナトール・フランスの「舞姫タイス」
修行フェチとも思われる修道士パフニュスに相当いらいらしながらも読み終える。
午後はふらつく体をなんとかだましだまし買い物したり料理したりする。これも、患者の予約が入ってなかったからなんとかなったのである。で、昨日は予約がけっこう入っていたので、一日で治ればなあと思っていたのだが....

ところが、深夜から悪化の一途をたどり、朝熱を測ったら39度近くに上がっている。頭はもう頭蓋骨が痛いという感じだし、体中の骨と関節が痛い。寒気で布団をかぶっていてもぶるぶると震える。この状態で仕事をするのははっきりいって地獄である。しかし、癌を抱え痛みに耐えながら最後まで仕事をやりきった緒形拳のことを思い出し、なんとか頑張る事にしたのである。
息子に頼んでマスクを買って来てもらい、患者さんに風邪をうつすことのないよう配慮し、とにかく集中し、一人終わったらベッドに倒れて意識を失い、を繰り返し、なんとか全員終了したところでついに動けなくなった。
体が痛くてそうそう眠れないのでまた本を読む。
トゥーサンの「浴室」
サンジェールの「魂の夜」など。フランス文学ばかり。

夜中大汗をかいては水を飲んでトイレに行きを繰り返していたら、今朝起きたらなんだか世界が透明に見える。
体温を測ると、36,7度に下がっている。もう、寒気もないし、頭も痛くない。
熱で全身の消毒をしたという感じである。
隣の幼稚園では運動会をやっていて、子供達の元気な声や、先生達の明るいアナウンスや音楽が聞こえる。
太陽の光と土の匂い、透明な空気。
たった一日で世界がこんなに変わることに恩寵を感じると共に、昨日めげずに頑張った自分を誇らしく感じた。
そして、風邪にも感謝したのである。

こんなだったのだが、土曜日に来た患者さん達は、私が高熱出していた事に絶対気付いてないはずである。治療にとりかかると、まるで覚せい剤でも打ったかのように(覚せい剤打った事無いので想像なのだが)しゃきーんとするのだ。
気力ー多分これだろう。
舞台直前まで一週間首が全く回転しなかった時も、本番になると何故か動き出し、公演が終わったらすっかり治っていたということもあった。
人間の体とはかくも不思議なものである。こころとからだ、からだとこころ、念仏にしたいくらい仲良く手を取り合って助け合っているのだ。

とは言え、私自身やせているので強そうに見えないらしいが、元々雑種犬のような強さを持っている事もあるかもしれない。性格は神経質な部分もあるにはあるが、かなり鷹揚。さっきもおなかがすいたので冷蔵庫を漁り、数日前にスーパーで買ったカボチャの煮物を食べた。まだ鼻がつまっていて匂いがわからなかったが、パッケージを見ると、完全に消費期限切れ(賞味期限ではなく消費)であった。こういうのは全然気にならない。人によっては消費期限切れの文字を見ただけで腸の神経に反応しておなかこわすかも。うちの息子はそんなである。私は、食べちゃったものは仕方ないとすぐに納得するほうである。

話が逸れたが、「風邪の効用」という野口晴哉先生の本を是非読んで下さい。
私はこの本を読んでいたから風邪をうまくやりすごせたのだと思う。

公演前の鍼灸治療

 昨日公演が無事終了しました。ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

ところで、私は時間があれば公演前日に鍼灸の治療を実家に受けにいくことにしている。体調を万全にしておきたいのと、鍼灸治療を受けておくと、体のコントロールが非常にスムーズなのである。体がどこか痛かったり詰まってひっかかる感覚があると、無意識に体の癖が動きに先行してしまいがちになるからだ。
なるべくニュートラルな状態にしておくことは身体表現をより自由に行う為には大切だと考えている。
後で公演ビデオや写真を見ると、治療を受けた時と受けていない時の違いは一目瞭然なのだ。
公演の善し悪しとは全く別次元の話である事は一応断わっておくが、より緻密な作業がし易くなるということは事実である。

海外公演の時は、公演だけに集中できるので体の管理を自分でする余裕があるが、日本で仕事、家事、雑事全てをやっていると自己管理が難しいので、治療を受けてメンテナンスすることは不可欠である。

ということで、自分の体験を元に、ダンサーや役者さん達に公演前の鍼灸治療をお勧めする次第である。


皮内鍼の効能はあなどれない

 先日、普段運動もせず家で寛いでばかりいる息子が、学校から帰ってくるなり「足首が痛くて歩けないよー!」と叫んでいる。
話を聞くと、体育の授業でサッカーをやって足首を痛めたそうだ。
数年前まではサッカーオタクで、学校から帰るとボールを抱えて公園に行っては一人で練習をしていたので、転校したばかりの学校でちょっとはいいかっこをしようと久々にはりきってみたのだろう。
しかし普段の運動不足の為、いきなり動いたのでまあ骨や筋肉だって悲鳴の一つもあげたくなるわなあ、と冷静に眺めていた。
それにしても大げさに倒れたままイタいイタイを連発するので、
「鍼やってあげましょう」と言うと、
「ヤダー!痛いんだろ、ヤダー!」と相変わらず叫んでいるので、
「いや、痛くないやつ」と言って、ささっと皮内鍼を痛みのあるポイントとそのあたりを通る経絡に数本さしてやった。あまりの早業に抵抗もできず(なにしろ動けないから)痛くもなかったのだろう。
それからおとなしくなって自分のベッドに戻ってだらだらしていたが、次の日には全く忘れたかのごとく痛みはなくなっていた。

以前、私も公演のリハーサルの時に手首を思い切りひねった上に倒れていたところを踏まれて(これぞほんとの踏んだり蹴ったり)パンパンに腫れ上がって本番どうするのー!?という時に自分で皮内鍼を入れまくってサポーターをして切り抜けたことがある。

今も、首肩の痛みを皮内鍼のみで切り抜けている。

ああ、このように、皮内鍼は小さいながらも優れた働き者なのだ!

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